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業務用・企業のお客様

ガスヒートポンプエアコン(GHP)

ガスヒートポンプエアコンとは

室外機内のコンプレッサーをガスエンジンで駆動させるヒートポンプ(熱を低温部から高温部へ汲み上げる装置)
によって冷暖房を行う空調システムです。 これは電気ヒートポンプ(EHP)もガスヒートポンプ(GHP)も同じです。
違いは、エアコンの心臓部とも言える室外ユニット内の圧縮機を電気モーターで動かすか、ガスエンジンで動かすかという点だけですが、
エンジンの排熱を回収することができ、この違いが、高い暖房能力が得られ数々のメリットを生み出します。
室内機(室内ユニット)・リモコン及び制御に関しては電気式エアコンと同じで
用途に応じた数多くのラインナップ・機能からお選びいただけます。

省エネルギー性

GHP(エグゼアⅡ)とEHPの一次エネルギー使用量比較

GHPエグゼアとは、「GHP XAIR」の「X」は「究極の効率」や「無限の可能性」を、「AIR」は「快適な環境」、「快適な空調」、「AIRconditioner=空調システム」の意味を持ちます。そして、「GHP」と「AIR」を合わせること(掛け算のX)によって、お客さまによりよい「空調」と「環境」を提供する次世代の「超高効率ガスエンジンヒートポンプ」であることを表現しています。 「GHP XAIRⅡ」は「GHP XAIR」の次世代機として、通年エネルギー効率をさらに向上させています。

快適性

  • パワフル暖房

    ガスヒートポンプエアコンは、ガスエンジンの排熱をフルに利用し、パワフルな暖房能力を発揮。外気温が低下しても、暖房能力が左右されず常に安定した暖かさとなります。

  • スピード暖房

    ガスヒートポンプエアコンは、ヒートポンプでの暖房に加えて、ガスエンジンでの排熱を有効に利用。すぐに立ち上がり、スピーディーな暖房がスイッチ1つで実現します。

  • 「霜取り運転」が不要

    ガスヒートポンプエアコンは、ガスエンジンの排熱利用で「霜取り運転」が不要です。暖房を中断する不快な「冷風感」もなく、連続暖房運転で室内を快適に使用でします。

  • 静かな運転音

    ガスヒートポンプエアコンは、静音設計により、運転音が大変静かです。同容量の電気エアコンと比較しても同程度の静音性を発揮します。

経済性

省電力による電力デマンドの低減

ガスヒートポンプエアコンの消費電力は、電気エアコンの約10分の1。受変電設備の縮小や、過去12ヶ月における最大電力(デマンド)の低減がはかられるため、電気料金の削減に貢献します。

快適性

  • 連結型

    空調1系統に対し、室外機2台を連結接続するシステムです。中間期等の空調負荷が低いときには、片側室外機の運転を停止させランニングコストを最大20%低減。室外機の運転時間も平準化させる機能で長寿命化。万が一、1台の室外機がトラブルを起こしても、残りの1台が運転可能であれば自動バックアップ運転を行ないます。また冷媒配管は2台で1系統なので配管スペースも低減。
    取扱製品:にこマルチ(ヤンマー、日立)、Wマルチ(パナソニック)、組み合せマルチ(三菱重工)、連結設置タイプ(ダイキン)、まとマルチ(アイシン)
  • 冷暖同時運転可能型GHP

    1台の室外機で、同一系統の室内機ユニット単位での暖房と冷房の同時運転を可能にしたシステムです。冷房における排熱を、暖房運転ユニット側に利用することができ省エネに貢献します。

    取扱製品:3WAYマルチ(パナソニック)、冷暖同時型(ヤンマー)
  • 超省電力型GHP

    冷媒のコンプレッサーと同時に高性能小型発電機をガスエンジンにて運転し、発電させた電力を室外機内部のファンヒーターと冷却水ポンプに供給します。 その為消費電力は標準の室外機のさらに10分の1になります。

    取扱製品:ハイパワーマルチ(パナソニック、ヤンマー、日立、三菱重工、アイシン)、ハイパワーシリーズ(ダイキン)
  • 発電するGHP

    高効率の4kWクラスの小型発電機を搭載し、運転時に室外機の補機電力(ファン、ポンプ)を補うだけでなく系統連係により発電電力を室外機ユニット外にも供給でき、空調時の電力消費を実質ゼロとしたシステムです。

    取扱製品:ハイパワーエクセル(パナソニック) ハイパワーシリーズ(ダイキン) ハイパワーエクセル(パナソニック、ヤンマー)
  • 電源自立型GHP

    災害などによる停電時でも、発電した電力で空調と防災負荷以外の照明等の電気機器が使用可能な「停電対応システム」です。

    取扱製品:エクセルプラス(パナソニック) ハイパワープラス(アイシン、ダイキン、ヤンマー)

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